映画「007」シリーズの主人公としてお馴染みのジェームズ・ボンド。
英国諜報部勤務のスパイで、コードネームは”007”。
殺しのライセンス「殺人許可証」をもつ数少ない一人です。
青眼に黒髪、護身術や語学に長け、射撃やナイフ投げ、ドライビングの腕も一流。
酒と女性をこよなく愛し、誰もが理想とする男性像です。
1962年、「ショーン・コネリー」が初代ジェームス・ボンドを見事に演じ、
多くのファンを魅了しました。
野性的で豪快な演技は、多くの視聴者に”ボンド像”を確立させ、
現在でも「ベストボンド」や「ベストムービー」で彼の出演作がトップに。
ショーン・コネリーはシリーズ1作〜5作、7作に出演しました。
2代目は「ジョージ・レーゼンビー」が主演。
もともとモデル出身の為、初代のコネリーとは違った雰囲気でボンドを熱演。
シリーズ6作目のみの出演ですが、30歳という若さを活かし、
スポーツ万能の彼は多くのアクションシーンを華麗に演じました。
3代目ボンドに選ばれたのが「ロジャー・ムーア」。
シリーズ8作〜14作までに出演しました。歴代ボンドの中でも最多の出演です。
第1作から主演のオファーがかかっていたそうですが、スケジュールが合わず、
レーゼンビーの降板後、ようやくその座を獲得しました。
4代目ボンドは、シリーズ15作、16作を演じた「ティモシー・ダルトン」。
舞台俳優ならではの洗練された演技が非常に評判良く、
ムーアが去ったボンドを完璧に演じ切りました。
故ダイアナ妃から「歴代のボンド役者の中で原作に最も近い」
と語られたのはあまりにも有名です。
5代目ボンドは「ピアース・ブロスナン」。
甘いマスク、紳士的、セクシー、ワイルドと、ボンドに必要な要素をすべて持ち、
ファンからは「コネリー以来の適役」、
「殺しのライセンスが最も似合う男」などと評されました。
シリーズ17作〜20作に出演。
6代目ジェームス・ボンドには「ダニエル・クレイグ」が抜擢。
007シリーズ初の金髪ボンドで、批判の声も挙がりありましたが、
「カジノ・ロワイヤル」では数々の章を受賞し、絶賛されました。
「スーツが最も似合う男」と言われ、2012年公開の映画「スカイフォール」では
デザイナーのトム・フォード自らがスーツのデザインを手掛けています。
■アストンマーチンDB5(ゴールドフィンガー、サンダーボール作戦、
スカイフォール、ゴールデンアイ、カジノ・ロワイヤル)
■アストンマーチンDBS(女王陛下の007、慰めの報酬)
■トヨタ2000GT(007は二度死ぬ)
■サンビーム アルパイン(ドクター・ノオ)
■ベントレーマークIV・コンバーチブル(ロシアより愛をこめて)
■フォード・マスタング・マッハ1(ダイヤモンドは永遠に)
■AMC ホーネット(黄金銃を持つ男)
■ロータス・エスプリ(私を愛したスパイ)
■ロータス・エスプリターボ(ユア・アイズ・オンリー)
■メルセデスベンツ250SE(オクトパシー)
■ルノー11(美しき獲物たち)
■アストンマーチン・V8(リビング・デイライツ)
■BMW 750iL(トゥモロー・ネバー・ダイ)
■BMW・Z8(ワールド・イズ・ノット・イナフ)
■アストンマーチン V12ヴァンキッシュ(ダイ・アナザー・デイ)